「ご一緒にポテトもいかがですか?」
ハンバーガーチェーンでよく聞かれるセリフです。
あなたも聞かれたことあるんじゃないでしょうか。
たぶん、レジ担当のスタッフはこれを言うようにマニュアルに書いてあるんでしょうね。
だから当たり前のように聞いてきますし、お客のわたしたちもそれに慣れてしまいました。
でも、それがすごく重要なんですよね。
「ご一緒にポテトもいかがですか?」と聞くだけで、追加注文の可能性が高まるんです。
「経費をかけずに売上アップ」の可能性が高まるってことなんですよね。
マニュアルにして、必ず聞くようにしているところもポイントです。
チャンスは逃さない。ということです。
これが「売上アップの仕組み化」です。
誰がやっても同じような効果を期待できるようにすることが仕組み化なんです。
スタッフ個々の能力に頼った施策は会社にとってはリスクが高いですね。
そのスタッフが退職してしまえばできなくなってしまうわけですから。
だから大切なことを確実に誰でもできるように噛み砕いてルールにしていくことが大切です。
「ご一緒にポテトもいかがですか?」
そんなことを毎回言われたらお客様は面倒くさいと思うのではないか、離れていってしまうのではないか、ということなら、聞き方を工夫してみましょう。
ポイントは、「お客様にとってプラスになると信じているからこれをおすすめします」という気持ちで言えるようになることです。
こちらの利益のためではなく、お客様に有益な選択肢を提案してあげているという気持ちで提案しましょう。
最終的に選ぶのはお客様です。
「いらない」と断られることもあると思いますが、それはお客様がこちらの提案の中から一つを選んだだけのこと。
「断られてしまった」と気にする必要はありません。
良い提案であればお客様に「気が利くね!」と喜んでもらえることにもなります。
無料で売上を増やせるこのひと工夫、仕組み化すれば会社の財産になりますよ。
お試しください。