集客には3つの大きな壁があります。
今回はそのうちのひとつ、「読まない(Not Read)」を乗り越える方法についてお伝えします。
メッセージを伝えようとするとき、ついできるだけ多くの人に伝えようと欲張ってしまいがちですが、自分の事だと思えるようなメッセージでないと気がついてもらえません。
例えば、「みなさん!・・・」と呼びかけられるよりも、「◯◯県にお住まいのみなさん!・・・」と言われたほうが気になります。
「◯◯県」に住んでいる人はもちろん、たとえ自分が「◯◯県」に住んでいなくても単に「みなさん!」と言われるより気になりませんか?
「××でお悩みの方へ」「◯◯な体になりたい方へ」など具体的な願望や問題を持っている人に呼びかけるとより興味を持ってもらえます。
「◯日間でできる」「プロがかわりにやります」「これだけでOK」等、読み手の希望が簡単に、短時間でかなうことを伝えます。
本文に入る前の大きな見出しやタイトルで使うと興味をもってもらえ、後につづく本文も読んでもらいやすくなります。
一度ストーリーを読み始めたら、続きが気になってつい最後まで読んでしまった、というような経験ありますよね?
人は物語が大好きです。
商品やサービスに込められた思いや完成までの生い立ちなどを語ると、より深く理解してもらうことができます。
興味を持ってもらいたい商品がいくつかある場合でも、できるだけ絞って伝えるようにします。
人は多すぎる情報を一度に処理できません。
「読んでみよう」という気持ちになる前に、無意識にスルーされてしまいます。
一度に伝えるメッセージはできるだけ少なく絞ったほうが読んでもらえます。
「伝える内容」と「ターゲット」と「デザイン」を揃えると読んでもらいやすくなります。
伝える側の嗜好だけでデザインしてしまうと気づいてもらえないことすらあります。
また、本文の中に小さな見出しを作って、文章が長くならないように工夫します。
小見出しは文章を読みやすくするだけでなく、読み飛ばしを防いだり興味を引いたりする効果もあります。
写真やイラストも効果的です。
写真やイラストを使うときは、本文を端的にあらわす写真やイラストを選びます。
本文とかけ離れた写真やイラストは混乱を招き、読むのをやめてしまうことがあります。
「信じない(Not Believe)」「行動しない(Not Act)」については別記事でお伝えします。