お客様を切り捨てると集客しやすくなる?
あなたの業界は価格競争がおきていませんか?
お客様を絞り込むと価格競争から抜け出せるようになります。
「モノ余りの時代」と言われて久しいですね。
日本では高品質な商品が簡単に手に入るようになりました。
だから高品質なだけでは選んでもらいにくくなっています。
いろんな分野でいろんな商品(企業)が選んでもらうための工夫をしています。
例えば洗濯洗剤は、「衣類の汚れが落ちる」という基本の機能に加えて
- 「香りが良い」
- 「白さが際立つ」
- 「部屋干しでも臭わない」
- 「毛玉ができにくい」
- 「柔らかく仕上がる」
など、いろんな特徴をもった洗濯洗剤が売られています。
汚れが落ちるのは当然として、プラスアルファの機能を強調することで
選んでもらいやすくしているんですね。
新しい機能を追加すると、戦う市場が狭くなって一番になりやすいんです。
例えば「日本全国で戦っていたのを、長野県内だけで戦う戦略に変えた」
みたいな感じです。
対象となるお客様の数は少なくなりますが、
長野県に絞った分だけお客様のとの距離を縮めることができますし、
争う競合の数もほとんどなくなりますので、
簡単に1番になることができそうです。
このように、ターゲットを絞るということは、裏を返せば
「対象になるお客様の一部を切り捨てる」
ということになります。
それでも、全国で競合と争いながら苦しんでシェアを奪い合うよりも
長野県内で圧倒的なシェアをとるほうが楽ですよね。
競合他社との競争に苦しんでいるなら、
「お客様を絞り込む ≒ お客様を切り捨てる」
も検討してみてはいかがでしょうか。
あなたのお客様の中で、切り捨てるべきお客様はいませんか?