リピートしてもらう仕組み:「忘れさせない」

お客さまがリピートしてくれない理由の第1位が、「忘れるから」だそうです。

商品やサービスを気に入らなかったとか、他の商品に乗り換えたということではなく、単にあなたの商品やサービスについて忘れてしまったからリピートしないということだそうです。

ですから、リピート促進には「思い出してもらう」という活動をすれば効果的です。

例えば

  • DMやハガキ、ニュースレターを送る
  • メルマガを送る
  • テレビやラジオ等のコマーシャル
  • 新聞、雑誌の広告
  • Facebookやtwitter、ブログなどの発信
  • 交流会等へ参加する

などがお客さまと定期的に接点をつくる方法です。

中でも特におすすめの方法は、DMやハガキなどを送付することです。

DMやハガキはお客さまごとに内容を変えるのが比較的簡単にできます。

お客さまごとに個別の文面にすることでより親密に感じてもらうことができ、忘れるどころかより深い親近感を感じてもらうことができるようになります。

インターネットが普及して世の中の情報量が多くなった近年は、売り込みの情報は不快と感じられてしまうことがおおいので、このような接点を持つときは、売り込みはやめましょう。

以前購入いただいた商品についてわからないことがないか、より便利な使い方のアドバイス、メンテナンスの案内など、お客さまが「知ってよかった」と思える情報を送ると信頼度をアップさせることができます。

また、「忘れられないように」といっても接触頻度には注意しましょう。

たとえ売り込んでいなくても、多すぎる接触は不快に感じられてしまいます。

最適な接触頻度は簡単にはわかりませんが、一般的な商品・サービスであれば月に1回まではそれほど不快に感じられることはないと思います。

 

上記のようなやり方でお客さまと定期的に接点を持てばリピートにつながります。

定期的に取り組むには仕組み化・習慣化して、「考えずにできる」ようになるとラクになります。

接触する相手や方法が誰か、接触する手段は何か、伝える内容は何か、接触するタイミングはいつか、を決め、自動的に実行される仕組みをつくりましょう。