「どれを買うか」から「誰から買うか」へ
どのレストランもそこそこ美味しい。
どの美容院でもまあまあ上手。
どの洗剤でもだいたいキレイになる。
世の中が豊かになって、質の悪い商品が淘汰されています。
最低限の品質が保たれた商品ばかりなので、どれを買っても大きな失敗と感じることは少なくなりました。
質の高い商品が安く手に入るようになって、売り手は差別化がどんどん難しくなっています。
商品だけでは差別化するのが難しいんです。
どれを買っても「まあまあ」だから。
今、「どれを買うか」よりも「誰から買うか」に価値がある時代になりつつあります。
まったく同じ商品でも、知らないセールスマンから買うのとよく知っているおじさんから買うのでは、買ったあとの気持ちが違うんです。
その「買ったあとの気持ち」に価値を感じるんです。
お客様に選んでもらえるように、お客様と信頼関係を保ちつづけることが大切です。
「この人から買いたい」と思ってもらえるような関係をつくりましょう。
そんな関係づくりには何が必要でしょうか。