購入直前の客単価アップには

飲食店でも美容サロンでも、お客様に選んでいただくための「メニュー表」があると思います。

ジャンルごとに分けたりして選びやすく作っているかと思いますが、メニュー表を作る時に大切なポイントがあるんです。

何に注意すればいいか、わかりますか?

正解は、「売りたいものを先に表示する」ということです。

以前サポートさせていただいた飲食店のメニュー表がとても整理されて、

ジャンルごとに価格の安いものから順に書かれていたことがありました。

お客様は基本的にメニュー表のはじめのページから見始めますので、

一番目に触れやすいのが一番安い商品になってしまっていました。

 

こうなってしまっていると、2つ「もったいない」点ができてしまいます。

ひとつは、売りたい商品(≒価格が高めの商品)に目が行く前に安い商品をオーダーされてしまうこと。

売りたい商品を多くの人に認識してもらうチャンスを逃してしまっています。

二つ目は、はじめに見た安い商品がお客様の価格の基準になってしまうこと。

基準ができてしまうと、後から知った高額な商品をより高く感じてしまい、判断に影響してしまいます。

 

またメニュー表では、売りたい商品から順に載せるだけでなく、

売りたい商品がより魅力的に見えるように、例えば写真を大きく載せるなどして

選んでもらえるように工夫することが大切です。

 

メニュー表を見ているお客様は、ほぼ間違いなく商品を購入しようとしている段階です。

メニュー表の表示の仕方によって、その段階のお客様が選ぶ商品が変わる可能性が高いため

よく検討してメニュー表をつくりましょう。