[SEO基本設定7項目 その3] h1タグ

シリーズ「SEO基本設定7項目」

  1. titleタグ
  2. meta descriptionタグ
  3. h1タグ
  4. altタグ
  5. sitemap.xml
  6. スマホ対応
  7. SSL対応

その3 h1タグ

h1タグとは、ウェブページの内容の中で、見出しにあたる部分を示すために使われる見出しタグの一つで、一番重要な「見出し」をあらわす時に使われます。

例えば、ブログの記事ページであればその記事のタイトルにこのh1タグが使われていることがほとんどでしょう。

h1タグ(見出しタグ)は読み手の理解や興味を促進するためのもの

ウェブページの読み手が見た時に、これから読もうとしている内容がどんなものなのかを想像できる見出しがあれば、内容に期待しつつ本文を読み進めることができるようになります。

また、見出しごとに整理しながら読み進めることができるため、内容の理解を深めることができます。

逆に見出しがなければダラダラと本文が続くかたちになり、話題の区切りがわかりづらく理解するのが難しくなります。

h1 タグ使い方

先にも書きましたが、h1タグは「そのウェブページの中で一番重要な見出し」ですので、通常はそのページに書かれていること(内容)を一言であらわす言葉になります。簡単に言えば、「ページのタイトル」です。

h1タグのSEO効果

Googleによれば、h1タグはより重要だと認識されるとのことです。ただし、即座に検索順位に影響を及ぼすものというわけではないようです。

とはいえ、h1タグは「そのページの中で重要なこと」を一言で表現したものが入りますので、ページの読み手にとってもGoogleにとっても大切な判断材料になります。

h1タグの使い方

見出しになる文を「h1」タグで囲むだけです。

<h1>見出し見出し見出し</h1>

WordPressなどのブログやCMSツールを使っている場合は、新しく記事やページをつくると自動的にタイトルが<h1>で囲まれる仕組みになっていることがほとんどだと思います。サイトの管理者かウェブサイトを構築した方に確認してみましょう。

h1タグ、こんな使い方は要注意

ウェブサイト内すべてのページのh1が全部同じ

各ページにかかれている内容はすべて違うはずですので、h1タグの内容だけ見てもその違いがわかるようにするのが理想です。

よくあるのが、サイトのロゴにh1タグを設定しているパターンです。

すべてのページでh1の内容が同じだと、Googleが各ページの違いを判別しづらくなります。

h1タグを設定しているが、色や文字の大きさを極端に変更してあり、読みづらいまたは読めない

これはGoogleがスパム扱いにしていますので最近はないと思いますが、とても危険です。Googleがスパムだと認定してしまうと、ペナルティとして検索結果に表示されないということもでてきます。

(ページの読み手が見ている内容と、Googleが収集する情報にズレが起こるため、正しい検索順位がつけられないのが理由です)

はじめにも書きましたが、h1タグはあくまでも読み手に内容をわかりやすく伝えるためのものです。読み手を無視した使い方はNGです。

まとめ

h1 タグはSEOに直接影響を及ぼすわけではありませんが、積極的に正しく使って理解しやすい文章構造にしておくことが、読み手にとってもGoogleにとっても「わかりやすいページ」にすることができます。

ウェブページは「情報を伝える」ためのものですから、「わかりやすさ」を追求していくことが重要です。

 

シリーズ「SEO基本設定7項目」

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  2. meta descriptionタグ
  3. h1タグ
  4. altタグ
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