[SEO基本設定7項目 その7] SSL対応
シリーズ「SEO基本設定7項目」
その7 SSL対応
ウェブサイトの「SSL対応」とは、簡単に言うと「ウェブサイトを暗号化して安全性(セキュリティ)を高める」ことだと思ってください。
それぞれのウェブサイトがSSL対応しているかどうかを簡単に見分けるには、そのウェブサイトのURLに注目します。
ウェブサイトのURLは先頭が次のうちのどちらかになっているはずです。
- http://w3planning.com/xxxxxx
- https://w3planning.com/xxxxxx
似ているので注意しないとわかりづらいですが、「s」がついているかいないかで、SSL対応しているかどうかを見分けることができるのです。
SSL対応とSEOの関係
Googleの公式ブログによると、少しだけ検索順位に影響があります、ということです。
→ Google ウェブマスター向け公式ブログ: HTTPS をランキング シグナルに使用します
現時点では、それほど大きな効果があるわけではなさそうですが、これからウェブサイトを構築したりリニューアルするなら、絶対に対応しておいたほうが良いです。
その理由は次の通りです。
- 今後SSL対応しているウェブサイトが増え、いずれSSL対応が当たり前になる
- 「SSL対応」は個人情報の漏洩やウェブページ改ざんなどのリスクを軽減させる
- セキュリティの向上はユーザーを安心させ、信頼感を高める
特に一番最後の「信頼感を高める」効果はとても重要です。例えば同じくらいの情報の質・量ならセキュリティリスクの少ないページをみたいですよね。
選ばれるウェブページはSSL対応ができているページということになりますので、「ウェブサイトの質」という観点で評価され、間接的に検索順位が高くなる効果が期待できます。
SSL対応がリーズナブルに利用できるようになってきた
SSL対応は、ウェブサイトを運用しているサーバに特別な設定や第三者による証明を取得しなければならないなど、手間がかかるため、今までは比較的高価なサービスでした。
そのため、個人情報やログイン情報などを扱うページだけをSSL対応させるウェブサイトが多かったのですが、最近ではかなりリーズナブルな料金でSSL対応できるようになってきました。
レンタルサーバのプランによっては、無料でSSL対応できるものもあるようですので、ウェブサイトを運用中の方は一度確認してみてはいかがでしょうか。
ただし、SSL化する際には運用中のウェブサイトの構成を一部見直す必要があるかもしれません。ウェブサイトを制作した方にも相談の上、SSL対応してくださいね。
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