[SEO基本設定7項目 その6] スマホ対応
シリーズ「SEO基本設定7項目」
その6 スマホ対応
2007年にiPhoneが登場して以来、スマートフォンが爆発的に普及しました。今ではパソコンを持っていなくてもスマホを持っているというようなインターネットユーザーが非常に多く、日常的にスマホでしかインターネットを使わない人が増えています。
かつてはホームページと言えばパソコンで見るのが当たり前でした。ですから大きな画面で見たり操作したりしやすいように作られているのが普通でした。
スマートフォンはパソコンよりも画面サイズが小さく、パソコン用に作られたウェブサイトを閲覧するには画面を拡大したり上下左右にスクロールしたりといった操作が必要になることがあり、決して見やすいものではありませんでした。
スマホで読みづらい、使いづらいウェブページは、閲覧するのを諦められてしまい、せっかくウェブページに訪問してもらったのに伝えたいことを伝えることができないといった問題があります。
スマホ対応するメリット
ウェブサイトの「スマホ対応」とは、そうした「見づらさ」「操作しづらさ」を解消するために、スマートフォンの画面サイズや操作方法の特徴を活かしたウェブサイト(ウェブページ)を作ることです。
ウェブサイトを「スマホ対応」すると、主に次のようなメリットがあります。
- スマートフォン用に最適化された文字の大きさで読みやすい
- スマートフォン用に最適化されたボタンの大きさで操作しやすい
- スマートフォン特有の機能を活かしてタップすると電話がかけられる機能を使える
上記のようなメリットによって、スマートフォンでウェブページを見ているユーザーが、より快適にウェブページを見ることができるようになり、閲覧するページ数が増えることが期待できます。
Googleも推奨するスマホ対応
さらに、Googleもスマートフォン対応を推奨しています。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み
Googleが推奨する方法でスマホ対応させると、スマホ対応ウェブページの内容をGoogleに正しく伝えることができるようになり、検索結果に表示される機会が高まります。
Googleは「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を自社のミッションとしています。
パソコンを使っていてもスマホを使っていても、必要な情報にアクセスできて使えるようにすることが大切なので、スマホでウェブページを見ている人にもわかりやすい情報を届けられるウェブページを評価します、ということですね。
まとめ
スマホは私達の生活になくてはならないものになっています。通話やウェブサイトの閲覧にかぎらず、SNSやメール、ゲームなどのアプリも使え、今後もいろいろなことができるようになっていくでしょう。
その急速な普及に対応するためにもしっかりスマホ対応したウェブサイトを作りましょう。
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