[SEO基本設定7項目 その4] altタグ

シリーズ「SEO基本設定7項目」

  1. titleタグ
  2. meta descriptionタグ
  3. h1タグ
  4. altタグ
  5. sitemap.xml
  6. スマホ対応
  7. SSL対応

 

その4 altタグ

本当は、「altタグ」というものはありません。

「imgタグのalt属性」が正しい呼び方です。

imgタグはウェブページに画像を貼り付けるためのタグで、そのタグにつける設定のうちの一つがalt属性です。

alt属性はその画像が何を表しているか、言葉で説明したものです。

例えばウェブページの中に商品の写真を貼り付けたら、その貼り付けたimgタグの中でalt属性としてその商品名を設定するようなかたちで使います。

alt属性は画像の内容を伝えるためのもの

繰り返しになりますが、alt属性は画像の内容を言葉で伝えるためのものです。

ウェブページはいろいろな人が、いろいろな条件のもとで見ています。

例えば、目の不自由な方。スクリーンリーダーと呼ばれる音声読み上げブラウザでウェブページを「聞いている」方がいます。

スクリーンリーダーはウェブページに書かれているテキストを自動的に読み上げ、音声に変換することで、目の不自由な方も理解できるようにしてくれます。

しかし、画像は音声に変換することができません。コンピュータには画像が何を表現しているのか理解できないためです。

そのような場合のためにalt属性は存在しています。画像が何を表しているか、一言で表現するのです。そうすればスクリーンリーダーも、そのテキストを音声に変換することができるようになります。

他にも、画像が表示できないブラウザでウェブページを見ている人もいます。

そして、検索エンジンが各ウェブページの情報を集めるときにもコンピューターが自動的に情報を集めています。スクリーンリーダーと同様に、検索エンジンも画像が何を表しているか理解することはできません。

画像を検索の対象にするためにはalt属性が必要

相手が人であれコンピューターであれ、情報を正しく伝えなければ検索してもらうことができません。ここにこういう情報があるよ、と伝えることが探してもらう(見つけてもらう)ための大前提です。

alt属性は画像を検索対象にしてもらうための最低限の設定といえます。

ユーザーにとってわかりやすく使いやすいウェブページが価値あるページですから、ウェブページに画像を表示する際は必ずalt属性を設定しましょう。

 

シリーズ「SEO基本設定7項目」

  1. titleタグ
  2. meta descriptionタグ
  3. h1タグ
  4. altタグ
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